✅ 内職って実際どうなの?──副業として始めたリアルな体験談
副業の選択肢が多様化する今、「内職」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
「昔ながらの地味な仕事?」「今さら稼げるの?」
──私も最初は、そんな先入観を持っていました。
ですが、実際に自動車部品の内職を始めてみると、生活スタイルに無理なくフィットし、月10万円の収入を得ることも可能だったのです。
この記事では、私が実際に行っていた内職の作業内容から収入の内訳、単価アップの裏話まで、包み隠さずリアルな経験談を紹介します。
なぜ「内職」という選択をしたのか?
当時の私は、夜勤のある通常業務をこなしながら、帰宅後の時間を活用して副収入を得たいと考えていました。
ところが、以下のような理由で、外に出て働く副業(アルバイトなど)は難しかったのです:
📌 子供の送迎があり、固定の勤務時間がネック
📌 家事(ご飯の支度・掃除など)との両立が難しい
📌 面接で時間条件を伝えると、断られてしまうことも

そんな中、知人から「自宅でできる内職がある」と聞き、試しにやってみることにしました。
自分のペースでできるという点が、当時の生活スタイルにピッタリでした。
内職の作業内容|シンプルだけど、丁寧さが求められる
私が担当したのは、自動車部品にマークを付ける作業でした。具体的には以下の2種類です:
💠作業パターン①(単価:2円/個)
⚫ スタンプにインクを補充
⚫ 部品を専用治具にセット
⚫ スタンプでマークを押す
⚫ 指定の箱に並べて完了
💠作業パターン➁(単価:4円/個)
⚫ インク補充・部品セットは同じ
⚫ マーク部分の油分・汚れを拭き取る
⚫ 2カ所にマークを押す
⚫ 指定の箱に並べて完了
基本的には、決められた手順をミスなく繰り返す作業。
スタンプのズレも治具のおかげで起こりづらく、初心者でも取り組みやすい作業です。
ただし、以下の点には注意が必要です:
⚫ インク不足 → マークが薄くなる
⚫ インク過多 → にじんでしまう
⚫ 油汚れが原因でマーク不良になることも
手袋をして丁寧に扱うことで、品質を保つことが求められました。
実際の収入は?成果報酬のリアル
気になる報酬は完全な出来高制(成果報酬)です。
種類 | 単価 | 月の作業量(目安) |
---|---|---|
部品A | 2円/個 | 約16,000~20,000個 |
部品B | 4円/個 | 約10,000~15,000個 |
✅ 月収の実績
⚫ 最低:約72,000円
⚫ 最高:約100,000円
これだけの金額を、自宅で、空いた時間に稼げるというのは、私にとって非常に大きな価値がありました。
「内職は稼げない」というイメージが覆された瞬間でもあります。
支払い方法は月締め(月末締・翌月末振込)で、手続きもスムーズでした。
実は単価アップできるって知ってた?
ここからは少し「裏話」を──
内職の単価は基本的に企業が決めていますが、実績や作業工程の変化によって交渉の余地があることがわかりました。
✅ 私が単価アップできた理由
ある日、取り扱う部品に油脂汚れが多く、マークがにじむトラブルが発生。企業側の指示で、「拭き取り作業に専用の溶剤を使う」工程が追加されたのです。
つまり、最初に説明された作業よりも手間が増えたわけです。
私はそのタイミングで、
⚫ 納期を守り続けた実績
⚫ 作業工程が追加されたこと
この2点をもとに、担当者に「単価アップできないか?」と相談。結果として、+1円の単価アップが実現しました。
「内職だから」と遠慮せず、丁寧に実績を積み、適切なタイミングで相談すれば報酬アップも可能です。

内職をして感じたメリット・注意点
💡 メリット
- 自宅でできる
- 時間の融通が利く
- 子育てや家事との両立がしやすい
- 成果次第で収入も上がる
- 実績を積めば、交渉も可能
⚠️ 注意点
- ミスがあると収入に直結
- 作業単価が低め(ボリュームが必要)
- 成果報酬のため、体調不良などで手が止まると影響が出る
まとめ|「自分に合う副業」を探している人へ
内職というと、「地味」「古い」「稼げない」といったイメージがつきまとうかもしれません。
しかし、自分のライフスタイルや得意不得意に目を向けてみると、ぴったりハマる選択肢だったりするのです。
副業の目的は、「誰かと比べて稼ぐこと」ではなく、
“自分にとってちょうどいい働き方”を見つけることなのかもしれません。
私の体験が、あなたの副業選びのヒントになれば幸いです。
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